2015年06月30日

モンゴルの動物・野鳥たち その23 アラシャンハタリス

おそらく日本語ではほとんど聞いたことのない名前かもしれません。

「アラシャンハタリス」

ユーラシア大陸に生息するジリス属の通称「ハタリス」の1種です。

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学名: Spermophilus alashanicus
英名: Alashan ground squirrel
モンゴル名: Гозоорой зурам

このハタリスはヨリーンアム渓谷で撮影したものです。
モンゴルには幾つかのハタリスの仲間が生息していますが、主にこのアラシャンハタリスは標高の高い地域に生息しているとか。
ゴルワンサエハン山脈ではナキウサギやスナネズミに混じって多くみられます。

頭の形がなんか可愛らしいですね。

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モンゴルに生息するジリス属としては他にも…

学名: Spermophilus undulatus
英名: Long-tailed ground squirrel
モンゴル名: Урт сүүлт зурам
和名: オナガホッキョクジリス
※モンゴルの北部、西部に生息。ゴビには生息しない。

学名: Spermophilus pallidicauda
英名: Pallid ground squirrel
モンゴル名: Цайвар сүүлт зурам
和名: ??? (定着した和名なし。2007年以前はホオアカハタリスの亜種とされていた)
※アルタイ山脈沿い、ゴビにも生息。

学名: Spermophilus dauricus
英名: Daurian ground squirrel
モンゴル名: Дагуур зурам
和名: ダウリアハタリス
※主にモンゴル東部に生息。

などが生息しています。

和名が分からないのもいますが、そもそも昔はジリス属として単一の属として分類していたものが、2007年に8つの別の属に分割されたことに伴い、名前なども大幅に見直されているようです。
詳しくはコチラを参照。

まだまだ研究が進んでいない分野の一つのようですね。




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モンゴルの動物・野鳥たち その22 スナネズミ

"モンゴルの動物・野鳥たち その3 つづき" でもご紹介した「Монгол чичүүл」について少し詳しく。

結構近くでこのスナネズミを撮影する機会があったのでアップします。

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「スナネズミ」というとペットや実験動物としてもポピュラーなネズミの一種ですが、元々の原産はここもモンゴル周辺に生息するネズミだそうです。

学名: Meriones unguiculatus
英名: Mongolian gerbil もしくは Mongolian jird

英名に「Mongolian」(モンゴリアン)とありますね。
もっと詳しく言うと、中華人民共和国北東部、モンゴル人民共和国、ロシア南東部に生息するネズミだそうです。

”ペット種は、戦後にアメリカの研究者が持ち帰った数匹から始まったとされる。ただし、日本では、日中戦争時に研究用に捕獲された個体の子孫もまれに存在するとされる。積極的に研究用の品種改良、そしてペットとしての品種改良が行われたために、性質・行動等も原産種とは大きく異なる。飼育環境における近隣種との交雑もあるため、近隣種の性質を強く受け継いだ個体もあり、遺伝的にも野生の原産種と完全に同一とは言えない。”
〈引用:wikipedia スナネズミ

平たく言うと、ペット・実験動物としてのスナネズミと、モンゴルに生息するスナネズミは名前は同じでも全く違うということみたいですね。

いろいろ調べてみるとなかなか面白いもんです。

最後に動く原産スナネズミの姿をどうぞ。





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2015年06月12日

モンゴルの動物・野鳥たち その20 つづき モウコノウサギ

モンゴルの動物・野鳥たち その20でご紹介した「モウコノウサギ」についてです。

先日、前回目撃したのと同じくらいの時間帯にダランに行ってみたところ…

やっぱりいました!!

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同じ個体かどうか分かりませんが、夕方から活発に活動しているみたいですね。
近くに巣穴でもあるのでしょうか

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ウサギつながりで…
最近めちゃくちゃ可愛いウサギの写真を見つけました。

【激萌】生後30日間 赤ちゃんウサギの成長写真が可愛すぎる NAVERまとめ




posted by kurokuma at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

南ゴビの歯医者ってどんなとこ?勇気を出して治療してみた

南ゴビに移住してきて早9か月。
ウランバートルほど便利ではないものの、のんびりと激しい砂嵐と直射日光の中で生活しています。

しかし…田舎と日本&ウランバートルとの決定的な違いは医療事情。
しばらく前にも黒くまが歯痛に悩まされた顛末を書きました。

モンゴル歯痛事情(その1)
モンゴル歯痛事情(その2)
モンゴル歯痛事情(その3)
モンゴル歯痛事情(その4)

さて、今回は黒くまではなく相方の話。

前回の冬の日本帰国の時にちゃんと歯医者にいって治療&チェックをしてもらったはずなのに、モンゴルに戻ってきて2か月後くらいで何か違和感があるとのこと。
しばらく様子を見ていると、明らかに前回治療した箇所&問題ないと言われた部分に黒い虫歯のような症状。
痛くて眠れないほどではないものの、冷たいもの熱いものがしみるそう。

…というモンゴルの田舎では絶対に経験したくない状況に。

次回の帰国まで放っておくのもなんだし、、、
ウランバートルに今度行ったときにいい歯医者に行こう!!

と言っていたんですが、あまりウランバートルにも長期滞在が出来ないのでどうしようかと悩んでいました。

すると、南ゴビにもいい歯医者があるよ〜、といろんなところから情報が。
もちろんすんなり信じられる訳がありません。

というのも2週間で詰め物が取れた、欠けた、ヨボヨボのおじいちゃん先生が治療してるetc…
ゴビの歯医者について最初聞いていたのはこんな話ばかり。

ですが、その歯医者とは別にいいところがあるらしい、ということと、そして一応虫歯がどの程度のものか、せめてレントゲンだけでも撮れたら取ってもらおう、と思い行ってみることに。

聞いた歯科医院はゲル地区のど真ん中。

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ХЭРМИЙН ЦАХИУР (ヘレミーン ツァヒオル)
 ヘレム = 城、城壁
 ツァヒオル = シリカ(二酸化ケイ素、石英)
 …と言う意味なので、直訳すると石英の城???
 なにか別の意味があるのでしょうか???

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…なんてことを考えている間に相方の緊張はマックス

それもそのはず、建物はこんな感じ。

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色は綺麗に塗ってありますが…その辺の建物と変わらず。。。
ここ病院???と思わず思ってしまうことでしょう。

診察時間
火曜日以外は診察しています。

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さて、意を決して中へ!!

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ん?ちゃんと歯医者の匂い。
しかも入ってすぐのところには「Ариутгал」(消毒)用の部屋が。

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思ったより…意外と…ちゃんとしている???
設備もそれなり。

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普段は予約しないと無理のようですが、とりあえず見て欲しいとだけいうとOKの返事。

結果は少し痛んでいた2本は両方とも虫歯。
1本は詰め物のわきから進行、もう1本も歯の隙間から虫歯になっているとのこと。

で、どうすんの?って話です。
今治療するか、ウランバートルでするか、日本まで我慢するか。

日本帰国までは5か月…神経が痛みだしたら遅すぎる…
けどモンゴルでは恐ろしい…

が、結構先生がしっかりした印象だったのと設備もまあまあしっかりしていたので今日やりましょう!ということに。
これまで南ゴビで虫歯治療をした日本人がいるのかどうかは分かりませんが、なかなかのチャレンジです。

ということで相方緊張マックスを振り切ったまま治療へ。
見守ることしかできない黒くま。

先生「南ゴビ旅行できてるの?」

黒くま「いやいや、だったら日本で治療するっての」

とモンゴル語で軽く突っ込みを入れつつ治療は進みます。

鼻歌うたいながら治療してます(笑)
この女医、モンゴルで技術を学んだそう。使っているの器具はアメリカ製。

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かなり深かったようですが、施術自体はかなり丁寧でかみ合わせもバッチリ、だそう。

ただ、1本のみで後は明日来てくださいとのこと。

虫歯1本治療で 20000tg(1300円)
虫歯2本治療で 25000tg(1700円)

明日再度治療に来ると、新たに20000tg…
こういうところもしっかりしてますね。
日本でもたまに少しずつしかやってくれないところありますが。

海外在住の皆さん、(あと日本の皆さんも)虫歯はストレスや疲れなどで一気に進行するらしいので注意を。

黒くまの相方もこの冬〜春にかけて、いつビザが発行されるか分からないストレスに苦しめられていたのであっとう間に進行してしまったのではないかと思います。

今夏、モンゴル・南ゴビへの旅行を計画されている方、旅行中に歯が痛んだらぜひ「ХЭРМИЙН ЦАХИУР 」へ。
かなり分かりづらいところにあるので、黒くまが責任を持ってご案内いたします(笑)






posted by kurokuma at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月10日

春のラクダたちは…結構悲惨

モンゴルの4〜6月、いわゆる春の時期は家畜の毛刈りの時期。
南ゴビでもラクダの毛刈り、ヤギの毛刈り(カシミヤ)が一斉に行われるため遊牧民たちはどこも大忙し。
普段、鉱山や別の場所で働いている家族や親戚たちも数日間の休みを取って実家を手伝いに行ったりします。

そんな訳で、田舎で見掛けるラクダの群れもなんだかいつもと様子が違います。
何が違うって…
素敵な毛並みだったラクダたちのほとんどが…

見るも堪えないハゲラクダに(笑)(笑)(笑)
あの勇猛たくましいラクダたちはどこに行ってしまったのやら。

しかも散髪と違い綺麗に整えるわけじゃないのでジャギジャギに切られている子たちも。

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ちなみに冬のラクダたち

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毛がふさふさでかっこいい

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春の時期のラクダたち

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見事なハゲラクダ(笑)

もういっちょ冬のラクダ

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ハゲラクダ(笑)

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コブも貧相なくらいに垂れてしまっています

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西アジア地域にいるヒトコブラクダはここまで毛がふさふさじゃない(と思う)のであまり夏冬の違和感はないかもしれませんが、モンゴルのフタコブたちは毛がふさふさだった分かなりの違和感ですね。

ちなみに大体1匹のラクダから5sの毛が取れるそうです。


posted by kurokuma at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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