2015年09月08日

チャツァルガンの収穫♪

モンゴルとりわけゴビが世界に誇れるものの1つ、それがこの果物。

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健康食品としても有名です。
中国名:沙棘(サジー)
英語名:Sea-buckthorn
モンゴル名:Чацаргана(チャツァルガン)

日本でも一部北海道でシーベリーという名前で栽培されています。
とても厳しい自然環境の中で育つグミ科の植物で、

「ザ・厳しい自然環境〜強い日差しに干ばつ、+40℃〜-40℃まで」

というゴビにはぴったり、というかそんなゴビでも逞しく生息している植物です。
去年少し紹介しましたが(コチラ)、今回友人の庭になっているチャツァルガンの収穫を手伝わせてもらったので改めてご紹介。

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本来は9月10月、結構寒くなってから収穫するらしいのですがいい感じで熟してきた&鳥たちに食べられ始めたため8月末の時点で収穫をしてしまうことに。

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こんなびっしり鈴なりになっています。
今回はこれを手摘みで一粒一粒収穫。10粒取っては1粒つまみ食いしながら(笑)
生サジーは鮮烈な美味しさです。
けど、トゲがある植物なので手摘みは結構危険。

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これはほんの一部ですが、たった4本ほどのチャツァルガンの木から10sほど収穫できました。
ちなみにこのチャツァルガンは雄の木、雌の木というのがあるので同時に植えなくてはいけません。
友人の家では植えてから今年3年目でやっと実が出来たそうです。

こんな感じで1sごとに袋に詰めて冷凍しておきます。
冬になったら搾ってジュースにしようと思うのですが、毎日数粒づつつまみ食いしているのでなくなってしまうかもしれません。

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さて、このチャツァルガン、スーパー果実、スーパーフルーツと言われるくらい栄養価の高い果物です。
チャツァルガンの高い栄養価については詳しく紹介しているサイトが沢山あるのでここでは簡単にしておきますが、ビタミン豊富でさらには抗がん作用だの抗酸化作用だの抗アレルギー作用だの、、、とにかく健康と栄養にいいと話題です。
モンゴルでは風邪を引いたというとチャツァルガンを飲め!!と会う人会う人に言われますが、それだけすごい果物のようです。

モンゴルではチャツァルガンの濃縮ジュースがそこら辺のスーパーでも売っているので黒くまも必ず家に常備して飲んでいます。本当に飲んだ後は体がポカポカしてきます。モンゴル土産にもお勧めです。

つい最近も相方が貧血気味ということで、鉄分対策にプルーンや何やら買ってきて食べていたのですが、実はチャツァルガンにはプルーンのなんと37倍の鉄分が含まれてるらしいです。
ゴビはホウレン草がない!!と叫んでいたのですが、こんな身近にあったとは。
灯台下暗しってやつですね。





posted by kurokuma at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

ゲルの建て方

南ゴビは相変わらず日差しは強いものの、だいぶ涼しくなってきました。
あともう少しで冬が始まることを考えるとなんだか寂しい気もしますが、、、モンゴルでは冬の前にも仕事がいっぱいです。

その一つがゲルの建て替え。
毎年春と秋の時期に、夏用冬用のゲルに建て替えをします。
南ゴビではちょうど今の時期あちらこちらでゲルの建て替えが始まり大忙しです。

今回友人のゲルの建て替えを手伝ってきました。
解体後~完成までを写真でどうぞ。

解体後です。壁の骨組みのみ。

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これはバガナ(багана:柱)とオニ(унь:屋根棒)。1本1本綺麗にします。

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これはウルフ(Өрх)と呼ばれるゲルの一番上に掛けるフェルト。

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最初にトーノ(тооно:天窓)に柱を固定します。

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どうやって固定するかというと…
ひもで結ぶだけ。でも結構がっちり結んでいます。
これはただのそこら辺にある白い紐を使っていますが、基本ゴビでゲルに使われている紐はラクダの毛で編んだものです。かなり丈夫。

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そして天窓と柱を立てます。
この位置がずれるとゲル全体が歪んでしまうため重要な作業です。

DSCF7809_R.JPG

その後まずは、東西南北の4方の屋根棒を差し込みます。

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差し込んだ屋根棒は、このように固定。
棒の端に穴をあけて紐を通してあります。
結構単純な造りなんですが、よく出来てるな~と感心させられます。

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そしてバランスよく他の屋根棒も差し込んでいきます。

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内側から。

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その後(写真がないのですが)布を天井に敷いた後、フェルトを被せます。

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壁にもフェルトを巻きます。

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防水シートを掛けたのち、別の布をかぶせて完成。
小さい女の子も一生懸命手伝ってくれました。

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写真で見るとあっという間ですが、結構力のいる重労働でした。
けど、いろんなところに遊牧民の知恵が見られてとても興味深い体験でした。



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posted by kurokuma at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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