2016年02月26日

2016 ラクダ祭り "Монгол тэмээ-999"

毎年3月に南ゴビで行われるラクダの祭典の時期が近づいてきました。

去年までは、ダランザドガドから100qほど離れたボルガンという町で行われていたのですが、今年は南ゴビの中心ダランザドガドにて行われます。

そして、今年の祭りは一味違います。

その名も「Монгол тэмээ-999
(Mongolian camel-999)

2016 Camel fes_R.jpg

なぜ「999」かと言うと、今回は1,000頭のフタコブラクダを一か所に集めて祭り&レースを行うから。なぜ999?という答えにはなっていないかもしれませんが…(笑)999を超える、って意味なんでしょうか。

ちなみに、今世界に生息するラクダの90%がヒトコブラクダ、フタコブラクダは残りのたった10%です。
フタコブラクダはモンゴルと中国北西部に推定140万頭いると言われていますが、南ゴビではその内の10万頭強が家畜として飼育されています。

数十万頭単位のラクダのたった1000頭と言うとあまりピンとこないかもしれませんが、広大な土地で放牧されているフタコブラクダが一か所に集う、こんな催しは史上初です。今回ギネスへの申請も行うとか。

今年もこの祭りは3月6,7日に行われます。
1,000頭を集めて行われるレースは7日です。スタートを5ヶ所ほどに分けて1000頭同時出走でレースを行うとか。去年は1回のレースで6,70頭ほどだったのでかなり迫力がありそうです。

詳しい情報は南ゴビ県の公式サイトから得られます。(モンゴル語)
http://www.omnogovi.gov.mn/home.shtml

今、南ゴビではどこもこのラクダ祭りの準備で忙しくしています。
なんか地区ごとにラクダに関わるものを出展するとかなんとかで知り合いのおばあちゃんも悩んでいました。
南ゴビの役所も毎日のようにこのラクダ祭りの会議や何やらが行われているようです。

けど、ここはさすがモンゴル。
これだけ大きな規模の催しをするにも関わらず、これが話題になり始めたのはつい最近。
1月の初めに「Монгол тэмээ-999」に関するニュースが一度出ましたが、その後一体本当に行われるのかどうか分からないくらいさっぱり情報が出てきませんでした。
というのもこの企画、何年か前から何度も今年はやる!と言ってはお流れになっていました。今年はどうなるのかな〜と思ってみていたら旧正月が終わるころから動き出して情報が出てきました。
祭り当日まで1ヶ月を切っていろいろ動き出すって…さすがモンゴルです。

せっかくの素晴らしい企画なんだからもっと早めにいろいろ決まっていれば宣伝も沢山出来たろうに…
去年のラクダ祭りもいろいろありました。

去年の様子は以下からどうぞ。

Camel festival 1
Camel festival 2
Camel festival 3
Camel festival 4
Camel festival 5

こちらは去年ダランザドガドで行われたラクダレースの様子
ラクダレース1
ラクダレース2



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2016年02月24日

チャツァルガン コンフィチュール

昨年8月末に収穫したチャツァルガンですが、やっと日の目を見る時がやってきました。
…と言っても、冷凍庫で眠っていたものを取り出して加工しただけです、ハイ。

DSCF7869_R.JPG

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最近、ウランバートルの友人に教えてもらったこのシリーズのチャツァルガンジュースが美味しくてよく飲んでました。

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けど、その前に我が家にはチャツァルガンそのものがあるじゃん!ってことを思い出したわけです。モンゴルでは冬、とりわけ旧正月の時期にみんなチャツァルガンをジュースにして飲みます。我が家は一足遅れで作ってみました。

作り方は簡単。
とは言ってもすべて相方作です。

低温で熱して果実を潰していきます。

IMG_4162_R.JPG

それをコーヒーフィルターを使って濾します。
普通は布かガーゼみたいなので絞るみたいなんですが、有り合わせで。

IMG_4164_R.JPG

これもまた有り合わせで(笑)

IMG_4168_R.JPG

これは水を一切使っていないのでいわゆる一番搾りです。
普通は水を加えながら煮詰めていくみたいです。

IMG_4165_R.JPG

そして出来上がったのがこれ。

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市販の物よりもチャツァルガンの油分が多く、体に良さそうな感じです。
そして鮮烈な酸味!やっぱり自作が一番ですね。

そしてもう一品。

IMG_4175_R.JPG

果汁を絞った実から種を取り除き、残った果肉に水と砂糖を加えて煮詰めたものです。

相方曰く、「コンフィチュール」

なんかオサレなことを言ってるな〜と思いましたが、いわゆるジャムみたいなもんです。
コンフィチュールとジャムの違いについては長くなるので割愛。

なんかペクチンの代わりにサプリメントとして持ってきていたコラーゲンの顆粒を加えたみたいでジャムというよりはゼリーっぽくなってましたが…

コンフィチュールです!

IMG_4178_R.JPG

パンに塗って食べると最高です。モンゴル人にも大好評でした。



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2016年02月19日

モンゴルの動物・野鳥たち その26 ユキスズメ

さて、今回は「ユキスズメ」の紹介です。

IMG_6014_R.JPG

日本では見られない野鳥の1つです。

学名:Montifringilla nivalis (Fringilla nivalis)
英名:Snowfinch(White-winged Snowfnch)

スズメなのに、英名はSparrowじゃなくてFinchなの?
…思われるかもしれませんが、れっきとしたスズメの仲間です。

モンゴル語では「Цасны бор шувуу」と言います。
日本語と同じ、ユキ(Цас)+スズメ(бор шувуу)です。

このユキスズメ、ヨリーンアム渓谷に沢山います。
群れでそこら中飛んでます。

先日旧正月のときに行った際は、このユキスズメとハマヒバリが沢山いました。

スズメはスズメでも名前に「ユキ」というのが付いただけでなんか可愛く思えますね。



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2016年02月13日

冬のヨリーンアム渓谷

さて、今週は旧正月真っ只中の南ゴビでしたが、さすがにモンゴル人と同じように毎日毎日あちこちでヒツジ肉とお菓子とお酒を…という訳にも行かないので、いつもの山に自然を楽しみに行ってきました。

ゴルワンサエハン山脈
ヨリーンアム渓谷です。

IMG_5981_R.JPG

今年はとりわけ雪が多く、ダランザドガドから見る山脈も真っ白です。
渓谷までの道も所々雪でゴタゴタ。

が、何とか到着。

旧正月の時期というのと、雪が深いおかげであまり人が来ていないのか絶景を一人占め(相方と2人ですが…)です。

雪が渓谷にたまって凍り、一面が氷の世界になっています。

1.JPG

しかもこの氷、-数十度という温度で凍っているせいなのか透き通った薄いエメラルドグリーンのような色になっています。

IMG_5987_R.JPG

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この日はだいぶ気温が上がり風も弱く穏やかな日でした。静かな山の中で鳥のさえずりと氷が溶けだす音が聞こえてきます。
この風景は極寒の冬に来ないと見れませんね。
ここに住んでいるからこその特権です。


もちろん渓谷の住民たちも変わらず元気です。

ナキウサギ
2.JPG

ヤンギル(アイベックス)の群れ
3.JPG

そしてこの渓谷を代表するヨル(ヒゲワシ)です。
4.JPG

これは結構遠くから撮っていますが、一度車の上、頭上数メートルを飛んでいきました。
写真に収められなかったのが悔やまれます…

そしてこれはある意味で奇跡の一枚。
アイベックスとヒゲワシの2ショット。

5.JPG

超望遠で撮っているせいかヒゲワシにピントが合っていないのが残念です…
それにしてもこのアイベックス、かなりの老齢のようで片方の角の先が折れています。
群れのボスのような感じでした。

これからまた訪れる春、夏が楽しみです。




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2016年02月12日

ゴビも旧正月

めちゃくちゃに寒かった1月と比べると少し寒さが和らぎ、日によっては春か!?と思うくらいの陽気になったモンゴル・南ゴビ。
春は近い、と思いたいのですが…まだまだ厳しい冬は続きます。
昨日から吹雪でウランバートルに行く途中の道が通行止めになっているとか。ゴビも風が強く嵐のようでした。

今週はモンゴルでも旧正月の時期です。
ウランバートルにいたときはあまり感じませんでしたが、田舎の人たちのこの旧正月への力の入れようは半端ではありません。
数日前から市場やスーパーマーケットは大混雑。
普段は車も少ないダランザドガド市内でも珍しく渋滞(らしいもの)が生じたり(笑)

旧正月1日目、2日目はみんな民族衣装で着飾ってあちこち親族の元へ。
3日目以降は友人や知り合いのところへ、というのがゴビの通例のようです。

旧正月の習慣は地方によってもかなり違うようですが、南ゴビ(だけ?)には面白い習慣があります。
ウランバートルから来た友人のモンゴル人も驚いていたのですが、市内のあちこちにお菓子の入った袋を持った子供たちが。数人の群れ(?)でアパートに入っては扉を叩いて回ります。
子供たちが「〇人で来ています!」と言うと、家の人たちも人数分お菓子を渡すんだとか。
今はハロウィンか!?と思うくらい。

我が家にも朝から夕方まで10分に一回は扉を叩く子供たちが。
あまりにも叩き方がひどいのでほぼ無視していましたが…
たまに礼儀正しい叩き方をする子供がいるとあげたくなります。

最近南ゴビに引っ越してきてこの習慣を知らなかった友人は扉を開けて子供たちを怒ってしまったんだとか。

…と、今回はゴビの旧正月の話でした。



posted by kurokuma at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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