2017年05月09日

ゴビのハクチョウ

なかなか更新が出来ず、一か月も前の話になってしまいますが…
ウランバートルからモンゴルに帰ってくる道中で見つけた小さな水場にやってきたオオハクチョウたち。

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4羽いたので一緒に渡ってきたんでしょうか。
場所はドンドゴビの近く。まだまだ渡りの途中です。

…と言うことはもしかしたら南ゴビにもハクチョウが…!?と思いダランザドガドの水場に行ってみると…
いました!

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でもいるのは1羽だけ。
しかも首に「E58」と書かれた青い首輪と背中には何かが刺さってます。

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モンゴルの野鳥協会の人に問い合わせてみると、中国で捕獲され標識を付けられたハクチョウのよう。
渡りのルート解明のためでしょうか。
結構しっかり大きい標識なので、これが原因で取り残されたとかじゃないといいなーと思いますが。

ゴビの荒野にハクチョウ、というとなんか変な感じですが、春の一つの楽しみです。





posted by kurokuma at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

タヒバリ?ヨーロッパビンズイ?

春の渡りが始まろうとしている南ゴビ。
少し前のアカツクシガモに続き、こんなんがやってきました。

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今年初観測です。

しかし、、、
詳しい方誰か教えてください。タヒバリ類なのは分かるのですが…
これはタヒバリなんでしょうか?ヨーロッパビンズイなんでしょうか?それとも…?






posted by kurokuma at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月30日

ゴビの田舎の田舎

日本に戻る数日前…
ちょっと田舎に泊まりがけで行ってきました。
でも今回は田舎と言っても周囲に遊牧民さえも誰〜〜もいない本当のド田舎、草原に宿泊です。
朝晩はかなり冷え込むようになっていましたが、月が沈んだ後の夜中に見た星空は感激ものでした。

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それで、朝からド田舎ならではの貴重な光景を見てきました〜。

まずはアルガリ。

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モウコガゼルの群れ

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群れでこんな風に休んでいる様子も。

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とにかく大きな群れで数えたら600頭を超える群れでした。
こんな大きな群れはこれまでで初めてです。




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posted by kurokuma at 23:23| Comment(2) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月13日

モンゴルの動物・野鳥たち その9 アイベックス つづきのつづき

少し時系列が逆になりますが…
初めてアルガリの撮影をしたすぐ直後、見渡す限りの草原で駆け回るガゼルを見る少し前、アイベックスの群れに遭遇しました。

このブログでも何度もアイベックスのことは紹介していますが、やはりこの日は少し違っていました。

…というのも今回初めてこんな写真が撮れました。

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めちゃくちゃ近いです。

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いつもなら車が来るとあっという間に岩山を駆け上り逃げてしまうのですが、この日はなぜか我々の周りで悠然と草をはんでいました。こんな警戒心のないアイベックスの群れは初めてです。
こっちを見ても特に無関心(笑)

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岩肌に張り付くように草を食べてるアイベックスも。

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こんな近くで悠然と歩いています。
一緒に居た運転手も16年ゴビのあちこちを走り回っているがこんな近くゆっくりで撮影できたのは初めてだ!と言っていました。

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ちょうど秋の時期は大角のオスは別行動です。
今回見たのはメスと若い雄の群れ。

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前日には岩陰で休んでいるアイベックスも見ました。

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この日の朝はなんとたった1時間半ほどの間に、アルガリ、アイベックス、コウジョウセンガゼルと盛りだくさんでした。なかなかこんな機会はありません。

見れないときはまったくですが、見れる時には見れるもんですね。





posted by kurokuma at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モンゴルの動物・野鳥たち その13 コウジョウセンガゼル つづきのつづき

前回紹介したアルガリを見た当日、道中コウジョウセンガゼルの群れも見ました。
いつもなら1日に数頭の群れを見ることが出来ればいいくらいなのですが、この日は様子が違っていました。
見渡す限りの草原のあちらこちらにコウジョウセンガゼルが走り回っています。
右を見ても左を見ても前を見ても遠くにガゼルたちが見えます。
ちょうどいい餌場になっていたのでしょうか…。

この時期(秋:9月)のコウジョウセンガゼルはアルガリやアイベックスと同じでオスは単独もしくはオスのみの群れで、メスと子供たちは一緒に行動しています。今年生まれたと思われる子供ガゼルたちが母親にぴったりくっついてあちこち走り回っている光景は素晴らしいものでした。

さすがに車では近寄れないのでかなりの距離から望遠での撮影ですが…

母親ガゼルと子供ガゼル

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以前も紹介しましたが、モンゴル語でコウジョウセンガゼルのことを「Хар сүүлт зээр」直訳だと黒尻尾ガゼルと言います。

画像は解像度をかなり落としているので分かりにくいかもしれませんが、遠くからでも白いお尻に黒い尻尾がはっきり見えます。

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モンゴルのレッドデータブックにも記載されているガゼルをこれだけの数見ることが出来たのは貴重な体験でした。
でもこの日はさらに嬉しいことが…

つづく




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posted by kurokuma at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | モンゴルの動物・野鳥たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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